ミルクティーで
企画・制作・バイヤー兼
ページデザインなどを担当している
スタッフERIさんの妊娠中のお話。
一人目、二人目と
出産経験者の方は
一緒に
妊娠中を思い出しながら。
これから出産を控えている方には、
幸せなマタニティライフの
ヒントになることがあれば
よいなと思っています♪
今まで毎日、今日は何を着ようかあれこれ迷って服を選んでいた私ですが…。妊娠すると、もはや選択肢はないとばかりにゆるゆるダボダボの何かを選んじゃっていませんか?私もそうでした。だってそうせざるを得なかったんです。
私の妊娠初期当時私のといえば、つわりで気持ち悪いし、出血もあって自宅安静の日々。家から出るのは検診に行く日だけ。服もゴムのスウェットなら、きついなりにまだ入るし、それ以外は何も入らないし、だから着るのはそれだけ。自分の格好を気にすることはほとんどありませんでした。
つわりの気持ち悪さを抑えるために食べ続けていたら、中期になって先生から「体重これ以上増やさないように」の一言が!よく聞く話だったけど、自分が言われるのは結構衝撃でした。普段周りから体重について言われることって、女性なら滅多にないことだと思うんです。「自分て太りすぎなの?」改めて鏡を見ても、もう見慣れてしまってわかりません。食べづわりだったせいで、つわりが治っても、食べる癖がついてるし…。この時期からの体重制限は本当に苦しみました。
今はこのようなお店にいるので、その便利さ快適さを知っていますが、当初のわたしは「マタニティ服なんて買うのもったいない!ギリギリまで買わずに過ごそう!」と思っていました。
ですが、そもそも普通の服って、妊婦の体型にはフィットしません。次第に サイズでも苦しくなって、結局、一枚マタニティパンツを買うことを決意しました。太りすぎた体に入るかどうか、ヒヤヒヤしながら履いてみるとびっくりするほどはき心地が良い!お腹は優しく包まれている感じだけど、足はぴったりフィットして、スタイリッシュに見えたんです!
その日初めて妊娠中の自分の体がとても素敵なものに見えました。そうすると外出するのが楽しくなってきて。せっかくパンツが入ったんだから、このスタイルをキープしようと思うようになりようやく食事や日々の生活を見直すようになりました。そして、検診行くのにお化粧もするようになりました(笑)。
パンツ一枚でそんなに変わるのはいくら何でも大げさ、と思う方もいると思いますが、でも、服が人に与える心理的な影響って、少なからずあると思うんです。
私は体重が増え続けて行った時、足を隠すことばかり考えていましたが、マタニティパンツを着ることで妊娠中の自分を肯定してあげることができました。「おしゃれ」って、いろんな目的があって、周りの人のためだったり、場所に合わせるためだったり…。妊娠中は自分の体が最優先だから、そういう「おしゃれ」を無理してする必要はないと思います。
でも、ちょっと気持ちが落ち込んだり、外に出かける気分になれない、そういう時は、パジャマでも下着でも腹巻でも何でもいい。自分の好きな色や柄、デザインのもの、あるいは軽いバッグやフラットシューズなど、妊娠中の身体に優しいお気に入りのものを身につけてみてはいかがでしょうか?
マタニティの大変さは、ママにしかわからないですよね。そんなママが本当に欲しいもの。本当に楽なもの。妊娠というすばらしくも短い時間に幸せな気持ちになれるもの。
自分自身の経験を生かしながら「ママの気持ちに寄り添える物づくり」をミルクティーはこれからも目指します。