- PICK UP ITEM -
想像を超えたヒットアイテム
「マシュマロ・プリーツワンピース」は
私の愛娘…
のような一枚です。

春夏の大ヒット商品 「マシュマロ・プリーツ」。
この商品は私のこだわりをぎっしり詰め込んだ、
どこに出しても恥ずかしくない、
愛娘のようなアイテムなんです。

授乳のしやすさ、シルエットの美しさ、扱いやすさ、着心地の良さ、デザインのスタイリッシュさ。自分がゆずれないと思った すべてを詰め込んだとっておきの一枚…。そう思っています。

「授乳のしやすさ」を一番に挙げたのは、どうにもこうにもしんどかった、私自身の次女の育児生活でこのタイプの授乳口が一番重宝したことにあります。新生児の頃から気難しく、常に抱っこだった次女。一旦泣き出すとおっぱいをあてても、ちょっと吸っては泣き、むずかっては怒り、普通に座って授乳したのでは飲んでくれません。

そんな時は横抱きしながらおっぱいをくわえさせ、立ち上がって、歌いながら小走りで走るという荒業でやっと大人しく飲んでくれました。そんな仰天授乳スタイルが日常となっているのですから、外出先だって授乳室や椅子に座っての授乳ではだめな時がしばしば。大泣きになってからじゃもう手も足も出ないので、ぐずったと思ったらさっと授乳。これが必要だったのです。「マシュマロ・プリーツ」の授乳口はジッパーやボタンがなく、さっとめくるだけで、両胸に開いたスリットからさっと授乳できます。

そして大切なのはこのめくったトップス部分。これが授乳ケープ代わりになるのです。全部覆ってしまうのが嫌な赤ちゃんなら、丁度お口の所ぎりぎりにこの生地を当ててしまえば、見た目は胸元で抱っこしているように見えるんです。私はよくこのスタイルで旅行先の休憩所を小走りで行ったり来たりしていました。

膝よりずいぶん下のふくらはぎ丈=ミモレ丈スカートは、本当に足を長くほっそりと見せてくれます。それでいてエレガント。ただスカートとして着た場合、トップスとのバランスがとても難しく、気に入ったスカートがあっても合わせるトップス選びが難しいこともしばしば。なのでマタニティスカートとして作るのではなく、一枚でスカートコーデを しているように見えるドッキングワンピとして作ることにしました。

問題は産前→産後、この劇的に変化する体型を綺麗に見せること。マタニティ兼用だからウエストや身幅はどうしても100cm超え。このたっぷりデザインをすっきり見せるのは容易ではありません。選んだのは生地屋さんでひと際目を引いたプリーツ生地。この不規則で、控えめな光沢を放つ高級感溢れるプリーツに一目ぼれしてしまいました。この無数に折り畳まれたプリーツは広げれば100cmあっても普段は収縮され、縦のラインが重なりすっきりと見せてくれます。光沢のある生地なので透け感もなくシワも気になりません

それでもやっぱり産後はもっと違う着方で、マタニティの時にはできなかったおしゃれを楽しみたいもの。なので、トップスにくしゅくしゅっとなるストラップを付けました。以前販売していた「マシュマロ・ストライプ」という、同じシリーズの商品とほぼ同じ形なのですが、違うのはこのストラップの出し方。以前はストラップが出る穴が表に付いていたので、着こなしとしては、「紐で結んでいます」「ドッキングワンピです」というのが全面に出ていました。
この点がどうしても気になってしまう私。別にそれはそれでその着こなしも可愛いのですが、更に産後違う着こなしとして、ナチュラルにメリハリある「トップス&スカートコーデ」をしているかのような形にしたいと思いました。散々考えたどり着いたのは、トップスの内側に紐の取り出し口を付けること。きゅっと結んだあと、くしゅくしゅ部分にしまいこんでしまえば、まさに私の理想としていた着こなしに。

こだわりを多くつめこむとなかなか扱いずらい商品になってしまいがちなのですが、扱いやすさという点も工夫しました。トップスの生地は「マシュマロ」の名にふさわしい、柔らかくふんわりした裏はスエットの様になった生地。赤ちゃんがすりすりしても、おっぱいやよだれで授乳口が汚れてもこのやや厚手の素材がさっと覆い隠してくれます
これだけ美しく洗練された生地はドライクリーニングが多いもの。でも自宅で洗濯できることも私は大事にしています。洗濯できて、アイロンいらず。さっと干すだけで、よれたり劣化したりしない、これは特に夏物では大事なポイントです。

この「マシュマロ・プリーツ」のヒットは私にとって背中を押してくれるような、自信を与えてくれるような…。そんな出来事になりました。
今年もまた暑くなってきました。特に表に出していなかったこの商品が、今年もまた、たくさんのママの共感を得て売れてきていることがとても嬉しいです。商品ページには書ききれなかった私の思い。今日は長くなって…しまいましたが。しっかり書かせていただきました(笑)。最後まで読んで頂き、ありがとうございます!









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