デリケートな赤ちゃんのお肌に合わせたスキンケアの方法

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赤ちゃんのお肌はキメが細かく、もっちりすべすべというイメージをお持ちの方も多いはず。大人と違って、何もしないでも美肌をキープできるように思われますが、実は赤ちゃんの肌は大人よりもとてもデリケートです。

そのため、赤ちゃんの肌の状態に合わせたスキンケアが必要です。でも、具体的にどのようなケアが望ましいのでしょうか。今回は、デリケートな赤ちゃんのお肌を健康な状態にキープする、スキンケアの方法をご紹介します。

毎日のスキンケアが必要な理由

赤ちゃんと毎日生活していると、前日までは何もなかったのに突然肌がカサカサしたり、思わぬ場所に湿疹やかぶれができていたりすることがありますよね。これは、赤ちゃんのお肌は大人と違って皮膚自体が薄く、肌のバリア機能が完成されてないためにトラブルが起きやすい状態になっているためです。

温度の変化、乾燥、おむつなどの擦れ、紫外線にも弱いため、季節や症状に合ったスキンケアが必要になります。

また、赤ちゃんは汗をかきやすく皮脂の量も多いため、常にお肌に汚れが付着しやすい状態になっています。赤ちゃん自身のお肌の働きが元になるトラブルも発生するため、赤ちゃんには適切なスキンケアが必要なのです。

季節やお肌の状態に合わせてスキンケア用品を選ぼう

赤ちゃんの肌を健康に保つために一番大切なことは「保湿」です。

全身の保湿ケアをするベストなタイミングは、赤ちゃんがお風呂から上がった直後です。赤ちゃんの肌にやさしい成分で、ママが扱いやすいスキンケア用品を使用して、しっかりと保湿をしましょう。

赤ちゃんのスキンケア用品は、ローションやミルク、クリームなどさまざまな種類のものがあります。赤ちゃんの肌質や季節に合わせてテクスチャーの違うものを使い分けるのがおすすめです。

夏場や普段からしっとりめの肌質の赤ちゃんにはさっぱりと使えるローションを。冬場やどちらかというと乾燥気味の肌質の赤ちゃんには、保湿力の高いこっくりとしたクリームを。春や秋などの過ごしやすい時期や、普通肌の赤ちゃんには扱いやすいミルクを使用するのが良いでしょう。

オイルは保湿力も高く伸びやすいですが、しっかりと時間をかけて馴染ませる必要があります。使用する場合は、赤ちゃんが居る部屋の室温や湿度を調整し、湯冷めしにくい環境を作ってからマッサージをすると安心です。

オムツかぶれや湿疹ができたら早めに小児科へ

おまたやおしりにはオムツかぶれが出来やすいです。赤みや腫れがある場合は、すぐにかかりつけの小児科医を受診しましょう。処方された薬を塗れば数日で症状が良くなります。

また、オムツ交換の際におまたやおしりをゴシゴシ拭かずに濡らしたコットンで洗い流すようにする、おまたやおしりをしっかりと乾かしてから新しいオムツをつけるなどの対策が有効です。

オムツかぶれは赤ちゃん自身も自覚症状があることが多いため、ぐずりの原因となることもあります。早めに受診をして、しっかりとケアをしてあげることが大切です。

肌に湿疹が出た場合は、食物アレルギーや感染症による症状の可能性もあります。速やかに小児科を受診しましょう。

新生児の場合は、出産時にママからもらったホルモンの影響で、顔周りを中心にニキビが出ることもあります。この場合は特に専用のスキンケアを行いませんが、ニキビがあたる枕や布団のカバー、産着を常に清潔なものにし、他の部分と同様に保湿ケアをしてあげましょう。

おわりに

デリケートな赤ちゃんのお肌に合わせたスキンケアの方法をご紹介しました。

赤ちゃんのうちから適切なスキンケアを行うと、成長してからもお肌を健康に保ちやすいといわれています。季節や赤ちゃんのお肌の状態に合わせたスキンケアをして、もっちりすべすべのお肌をキープしてあげましょう。

また、スキンケアをしながら行うマッサージは、親子の絆を深めるのに効果的。スキンケアタイムをもっと楽しみたいママは、ベビーマッサージの講座などを受けてみるのもおすすめです。スキンケアを通して、赤ちゃんとの素敵なふれあいの時間を楽しんでくださいね。