産後の体の回復にはどれくらいかかる?産褥期の過ごし方


産褥期の過ごし方

妊娠中の期間は出産後に必要な赤ちゃんグッズをそろえたり、赤ちゃんを迎える環境を整えたりと、忙しいけれど充実した日々を過ごしている妊婦さんが多いのではないでしょうか。しかし、産後の自分の体について考えている方は意外と少ないものです。

スタイル維持の情報は入ってくるけれど、体自体の回復にはどのくらいの日数がかかるのか疑問ですよね。

そこで今回は、体の回復のステップに合わせた産褥期の過ごし方をご紹介します。

 

【産後2週間】とにかく横になることを意識して

産褥期の「褥」は、「布団」を意味する言葉です。文字通り、布団を敷きっぱなしにして、しっかり休むことが大切な時期と考えられています。

特に産後2週間は赤ちゃんのお世話(オムツ替えや授乳など)以外は、家族や周りの人などに甘えて体を休めることに専念しましょう。この時期に無理をしてしまうと、その後の回復が遅れたり、育児に必要な体力を補えられなかったりと、後々支障が出てきてしまいます。

しかし、パートナーが仕事で忙しかったり、両親や近しい親類などにお世話を頼むのが難しかったりする場合も珍しくありません。その場合は、家事を最小限で済ませられるように、妊娠中から準備をしておくと良いでしょう。ネットスーパーの利用登録や、調理済みのお弁当を宅配してくれる業者を探しておくと安心です。

また、この期間に家事代行サービスを利用することは、決して贅沢ではありません。最近では行政の運営する産褥期専門のヘルパーや家事代行サービスも充実しています。事前に確認しておき、必要を感じたらすぐに利用しましょう。とにかく、産後2週間の産褥期は体を休めることが第一です。

 

【産後3〜4週間】体調に配慮しながら少しずつ

産後3〜4週間3週間目に入ると、少しずつ家事を始めても良い時期です。しかし、少しでも体調の変化を感じたらすぐに横になって休むようにしてください。

授乳の回数が多く、昼夜問わず赤ちゃんの世話をしなければならない時期であるため、赤ちゃんが寝ている時間は、一緒にこまめに仮眠を取ることも大切です。決して無理することなく、余力があれば動く、くらいの気持ちで居ましょう。

 

 

 
4週間目は、病院など医療機関での産後・生後1カ月検診のある時期です。医師や助産師の指示に従い、体の回復具合が順調であれば床上げとなります。

しかし、まだこの時期は悪露が続いていたり、無理をすると発熱したりもしやすいでしょう。体調に配慮しながら、家事などはできることから始めてください。

また、メンタル面でも少しずつ疲れが溜まる時期でもあります。まだまだ遠出はできませんが、気分転換に家の周りを散歩することも良いでしょう。

 

 

【産後5週間〜6週間】通常の生活に戻るための準備期間

産後5週間〜6週間5週目からは、体調を見ながらなるべく動くことを意識します。体の回復が順調な場合は軽めの掃除や料理など、無理なくできることを増やしていける期間です。
また、産褥体操(病院や産院などで指導される、骨盤などの回復を促す体操)を始めるのも良いでしょう。だんだんと赤ちゃんの居る生活が日常となっているころでもあるため、赤ちゃんのお世話の合間に無理なく動くようにしましょう。

 

 

 

 

6週目に入ると、ほぼ体が回復してくる時期であるため、ウォーキングや軽い運動などもできるようになります。
悪露が終わったら、湯船に漬かることも可能です。赤ちゃんも沐浴から大人と同じ湯船に入れる時期なので、母子でバスタイムを楽しむこともできます。
買い物やお料理が無理なくできるようになったら、栄養バランスの取れた食事を自分で作ってみましょう。旬の野菜や食材を使って彩りのあるお料理を作る時間が意外にも気分転換になったりします。

この時期は体が回復した分、「あれもこれもやらなきゃ」という使命感のようなものが湧いてくる時期でもあります。しかし、まだまだ赤ちゃんのお世話が第一のため、大きな無理は禁物です。出産前の体に完全に戻るためには、半年から1年ほどかかると思っていてください。

家事やその他の用事の時間が思うように取れなくても自分を責めず、次の日に予定をシフトしながら、ゆったりとした気分で過ごせるよう心掛けることが大切です。

 

おわりに

出産は、自分で考えるよりも劇的な変化が体の中で起こっています。そのため産褥期は決して無理をすることなく、しっかりと体を休めることを心掛けてください。

自分をいたわることを大切にして、赤ちゃんとの新しい毎日を過ごしましょう!


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