赤ちゃんの月齢や季節に合わせて選ぼう!ベビー服の種類と選び方

最終更新日


ベビー服の種類と選び方

赤ちゃん誕生の準備の中でも特に楽しいのが、ベビー服選びですよね。でも、大人の服と種類や名称が異なり、用途もさまざまなので、新米プレママにとっては分からないことだらけ!

そこで今回は、肌着とベビーウェアの種類や選び方をご紹介します。

ベビー肌着の種類と選び方

肌着の種類と選び方

赤ちゃん用の肌着は、月齢や季節に合わせて違う形のものを選ぶ必要があります。ここでは、ベビー肌着の種類と選び方をご説明します。

・短肌着

短肌着は新生児~生後3カ月頃まで着る肌着の定番です。

着丈は腰くらいまでで、着物下着の襦袢(じゅばん)のような形になっています。内側に2本、外側に2本の紐で打ち合わせてあり、赤ちゃんの体型に合わせて調整可能です。

新陳代謝が活発で汗をかきやすい赤ちゃんは頻繁に着替えをするため、ねんね時期の赤ちゃんの着替えを簡単に行うことができるのは大きなメリットです。

【選び方】

汗をかきやすく、ときに母乳やミルクを肌着に吐いてしまうことがある赤ちゃん。そのため、単肌着の着替えは日に3回程度行うこともあります。季節や生まれ月を問わず、5~7枚ほど用意しておくと良いでしょう。

赤ちゃんの肌に直接触れるものなので、素材は通気性や肌触りに優れたコットンなどがおすすめです。

・長肌着

長肌着は、短肌着の上に着せる肌着です。短肌着と形は同じですが、着丈は膝のあたりから足下まであります。短肌着同様、おむつを替えやすいように、裾にスナップなどは付いていません。

春先や秋口などは、短肌着と長肌着の2枚重ねでちょうど良いでしょう。夏生まれの赤ちゃんの場合は、不要なこともあります。

【選び方】

新生児期を過ぎるとコンビ肌着で代用する方も多いため、まずは2枚ほど用意し、必要なら買い足しましょう。素材は短肌着と同じく、肌に優しい素材を選んでください。

・コンビ肌着

長肌着に似た形の肌着で、足のもも部分にスナップが付いています。長肌着の役割を果たしつつ、足がはだけにくい作りになっています。

【選び方】

おむつ替えの際にスナップを外すのが面倒に感じる場合もあるので、まずは2枚程度購入して使ってみてから買い足すと良いでしょう。長肌着同様、肌に優しく通気性が良いものがおすすめです。

・ボディ肌着、ボディスーツ、ロンパース型肌着

欧米では主流で、日本でも定番になりつつある肌着です。長めのTシャツやカーディガンのような形で、股下部分のスナップを留めて着ます。お腹をすっぽりと包み、赤ちゃんが活発に動いてもはだけません。おしゃれなデザインのものが多く、月齢が上がればパンツやスカートと合わせてトップスとして使えるため、1歳くらいまで利用できます。

【選び方】

Tシャツのように首からかぶせるもの、肩や首回りにスナップが付いているもの、カーディガンのように前開きで前面にスナップが付いているものなど、形はさまざまです。月齢が低いうちは3枚ほど用意しておき、赤ちゃんの成長に合わせて買い足していくと無駄がありません。

ベビーウェアの種類と選び方

肌着の上に着るベビーウェアにもさまざまな種類があります。ここでは、ベビーウェアの種類と選び方をご説明します。

・ベビードレス

新生児期に着る、よそゆきのドレスです。退院時やお宮参りの際に着ることが多く、男女問わず装飾を施したおしゃれなデザインが特徴的。

【選び方】

退院時など限られたタイミングでしか着用しないため、基本的には1着で十分です。記念写真を撮影することを考え、多少高価でも可愛らしいドレスを選びましょう。

・カバーオール、ロンパース

低月齢期の基本的なベビーウェアです。ボディスーツに似ていますが、ボトム部分がつながっており、足まですっぽりと包む形をしています。メーカーやブランドによって呼び方は異なりますが、基本は同じものです。

カバーオールは足または足首までのロング丈のもの、ロンパースはひざ近くまでのショート丈とロング丈どちらも指す場合が多いですが、明確な定義があるわけではないためメーカーやブランドによって異なることも。同じ形でショート丈のものをグレコと呼ぶ場合もあります。

【選び方】

ボディスーツ同様に着脱が簡単で使いやすく、デザインも豊富。お出かけ用としてはもちろん、秋冬の室内着としても重宝しますので、成長に応じて買い足していきましょう。

・トップス&ボトムス

生後6カ月頃から上下別のベビー服を季節に合わせて用意します。コーディネートの幅が広がることはもちろん、汚れたものだけ着替えるなど、全身着替えなくても良いというメリットがあります。

【選び方】

女の子の場合はチュニックやワンピースがかわいらしくておすすめ!男の子は、季節に合わせてショートパンツやスパッツ&レッグウォーマーなど、ボトムスで遊ぶとこなれ感が出て楽しいですよ。

おわりに

人生において、服は必要不可欠なアイテムです。生まれて初めて身に着けるベビー服は、赤ちゃんにとっても家族にとっても良い記念になるしょう。

ベビー服の種類は多種多彩。特に、最近はママパパもおしゃれな方が多く、家族みんなでファッションを楽しみたい!という傾向があるようです。汗をかきやすく肌がまだ弱い赤ちゃんのため、素材の良さや着心地、通気性、着脱のしやすさなど機能面を最優先させるのが大前提ですが、デザイン性もぜひこだわりたいところ!赤ちゃんが快適に着られ、かつ、おしゃれもとことん楽しめる1枚を、ぜひお選びくださいね。