妊娠中・授乳中の結婚式参列!ドレス選びのポイントは?
妊娠中や授乳時期は、普段とは過ごし方や環境がガラリと変わります。そのため、仲の良い友達や会社の同僚から結婚式に招待されたとき、「参列しても大丈夫かな?」「どんなドレスを着ていけば良いのかしら?」と迷ってしまう方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、結婚式参列の判断方法と、参列する場合に着るドレスの選び方をご紹介します。
妊娠中・授乳時期の結婚式参列はOK?
妊娠中の結婚式参列の可否は、妊娠周期や体調によって変わります。
妊娠初期の1~4カ月は流産の確率が高く、つわりの症状が最も出やすい時期です。
また、妊娠8カ月~出産までの妊娠後期はお腹がとても大きくなり、移動が大変な時期になります。この2つの時期は、主治医に相談の上、体調最優先で参列するかを決めましょう。
一方、妊娠5~7カ月の妊娠中期は安定期に入って一番過ごしやすいため、結婚式に参列しやすい時期です。体調が良ければ、無理のない範囲で参列できます。
授乳時期の結婚式は、赤ちゃんの授乳状況と新郎新婦側や家族の協力次第で参列可能な場合があります。新郎新婦に相談の上、授乳服を着たり授乳ケープを持参したりすれば、赤ちゃんと一緒に参列できます(ただし、授乳・オムツ替えスペースの確認と周囲への配慮は必要です)。または、赤ちゃんが哺乳瓶でミルクや解凍した冷凍母乳を飲めるのなら、パパやおじいちゃん、おばあちゃんなどに預けるのも1つの手です。
妊娠中と授乳時期、どちらも周囲の理解と協力は必要です。赤ちゃんを第一に考えた上で参列を検討しましょう。
妊娠中に参列!ドレス選びのポイントは?
妊娠中にどんどん大きくなるお腹やバスト。そのサイズによって、ドレス選びのポイントも変わります。
妊娠初期~後期を通してタイトなデザインのドレスは避けるべきですが、
ここでは特に中期以降のお腹が大きい時期に絞ってポイントを上げてみます。
【1】スカート丈に注意!
お腹が大きくなると、生地がお腹にとられてスカート丈が上がります。特に、タイトスカートやコクーンスカートなどは生地にゆとりがない分スカート丈が予想以上に上がり、着席時に太ももが見えてしまうことも!裾が広がるフレアスカートなどや、スカート丈が長めのものがおすすめです。
【2】ゆとりがあるデザインをチョイスする
妊娠中はお腹だけでなく、バストも大きくなります。胸元がタイトなデザインのドレスは、着てみるとバストが予想以上に目立ったり、サイズがきつかったりすることがあります。
同様に、妊娠中は二の腕や太ももあたりも太る傾向があるため、サイズが変わりやすい部分はゆったりしたデザインのドレスを選びましょう。
結婚式は長時間着席していることが多いため、なるべく体に負担をかけないドレスがベスト。全体的にゆったりとしたデザインが最適です。
【3】歩きやすいローヒール靴を選ぶ
一般的に結婚式で女性が履く靴は、高さ3~5cm程の細ヒールのパンプスが望ましいとされています。しかし妊娠中は転倒防止のため、安定感のあるローヒールを選びましょう。
また、履き慣れていない靴で1日過ごすとケガや疲労の原因になることもあります。会場までは慣れた靴で移動し、会場で履き替えるようにすると安心です。
授乳時期に参列!ドレス選びのポイントは?
授乳時期に着るドレスにも気を使わなければなりません。赤ちゃんにすぐ授乳できるように、バストを出しやすいドレスを選ぶのが最適です。
カシュクールワンピースなどは授乳ケープを使えば比較的授乳しやすいですが、フォーマルな席では不便なこともあります。
会場で赤ちゃんが泣き出したときのために、スマートに授乳できる専用のドレスを選ぶのが望ましいでしょう。
授乳中は妊娠中と同じくバストサイズが通常より大きいため、胸周りにゆとりのあるデザインのドレスを選びましょう。
おすすめは、授乳口が付いたドレス。落ち着いた色合いとデザインのドレスを選べば、結婚式以外のパーティや外出時などでも着用できるため、長く利用できます。
さらに、赤ちゃんを抱っこしていてもシワになりにくい素材で作られたドレスだとベストです。
また、持っていると便利なものが、“ショール”です。授乳ケープやおくるみの代わりになるだけでなく、冷え予防として羽織れるため、授乳時期だけでなく妊娠中も活用できるアイテムです。1枚あれば華やかな装いになりますよ。
おわりに
最近では妊娠・授乳時期の服も種類が豊富でおしゃれなものが多くなっています。ママになってもおしゃれでいたいのは、女性共通の願いですよね!
妊娠中や授乳時期は、人生においても幸せなとき。さらに、親しい人のお祝いの席に参加できたら、ハッピー気分も2倍に!
妊娠中や授乳時期もステキなドレスを着て、楽しい思い出を作りましょう。